ステンレスの選び方

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鉄鋼材料には多様な特性を持った鋼材がありますが、なかでも「ステンレス」として分類される鋼材、材料記号にSUSを持つ材料の種類は最も多いと言えます。この多岐にわたる材料は、改良に改良を重ねられた結果、様々に分岐しましたが、木の幹に相当する鋼材から無数に枝分かれしていったと考えたほうがわかりやすいかもしれません。

ステンレスを製品や部品の一部として用いるメリットは、その耐食性にあるといえます。したがって、どのようなSUSを選んだらよいのか考える際は、まずは耐食性のレベルを決め、機械的性質(降伏点、強度、硬度)を決め、次に加工性(切削、研磨、溶接、冷鍛等)について検討し、コストと生産性を考えたうえで決めるのが王道と言えます。

※チャート参照

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